ハローワークはブラック企業の温床?転職するならエージェントを利用しよう
ブラック企業に転職しない為にはどこで転職先を探せばいいのか?
ネットサービス等を利用してハローワークで転職先を探している方もいらっしゃると思います。
しかし、危険な落とし穴がある事をご存知でしょうか?
今日は、ブラック企業に入らない為の求人媒体についてお話したいと思います。

この記事の目次
ブラック企業が蔓延る求人媒体とは
意外とハローワークはブラック企業がいっぱい
知っている人にとっては常識かもしれませんが、実はハローワークに出ている求人の中には多くのブラック企業が含まれています。
率として高い確率でブラック企業があるとは言えませんが、求人数が非常に多いので絶対数はかなりの数があると思って下さい。
では何故ハローワークの求人にブラック企業が入っているのか?
それは採用コストの問題です。
採用コストとは、求人広告にかかったお金や選考にかかった費用の事をいいます。
当たり前ですが、企業はハローワークに求人を出してもお金を取られる事はありません。
無料で求人を公開出来ます。
ブラック企業から見れば
こんなにありがたい機関はありません。
人材にお金をかけるという意識のない企業にとってはタダで求人を出せるハローワークは絶好の求人媒体なのです。
これが、ハローワークがブラック企業への入口になってしまっている原因です。
ではどうすればブラック企業を避けることができるのか?
それは職員に聞くです。
求職者が過去にその企業に応募して
トラブル歴やクレーム歴がある企業は要注意です。
よほどの事情がない限りそいった企業は避けた方が賢明です。
求人情報誌(雑誌)はブラック企業天国?
次に街の色んな所に置いてある
フリーペーパーの求人情報誌についてお話します。
読んだ事がある人は分かると思いますが、この求人雑誌は「コマ」というスペースに求人に関する必要な情報を記載しなければなりません。
その「コマ」のサイズによって企業側は広告費を支払います。
当然大きなコマは高額になります。
ここで注意したいのがその大きなコマの求人です。
全てではありませんが、1ページ丸々使って写真等も大きな求人。
給料額のフォントが大きく色も強調されている求人も。
なぜか?
大きなコマは高額の広告費が必要になりますが、実は思っているよりずっと安いんです。
媒体にもよりますが、1ページ全て使っても15万円とか20万円程度の広告料です。
一見、高額な広告料を支払っているのでブラック企業が使う求人媒体ではないようにも感じますが実態は異なります。
実は20万程度で数名の人間を採用できれば、1人当たりの金額は非常に少ない金額で済みます。
個人的にはブラック企業とまで呼べなくても問題のある企業の求人が多いと感じるのが、この求人情報誌や雑誌です。
特に大人数を募集していたり、大きなコマでいつも掲載されている企業は、
事業拡大に伴いブラック企業に育っていく可能性もあります。
ブラック企業と相性の悪い求人媒体とは?
人材紹介ビジネスをブラック企業は使わない
転職サイトなどで、転職希望者と企業の間にエージェントやキャリアコンサルタントと呼ばれる人が入る場合、まずブラック企業の心配は必要ありません。
理由は転職サイトなどに見られる人材紹介ビジネスのビジネスモデルにあります。
というのも、基本的に企業側からの報酬は成果型です。
実際に企業が転職希望者を採用して、初めて報酬が発生します。
その報酬に幅はありますが、おおよそ100万円単位です。
しかも、これは1人当たりの金額です。
当然、この金額だとブラック企業と呼ばれる企業は手を出しません。
どういった企業が、こう言いた人材紹介サービスを利用するかを考えてみて下さい。
本当に採用したい人を探しているからです。
業務上のスキルや人間像、任せたい仕事などをかなり鮮明にイメージしているのです。
そんな人材のイメージを転職サイトなどの人材紹介サービスの会社に伝えて紹介してもらおうとしている訳です。
一方、ブラックと呼ばれる会社のほとんどは長時間労働、低賃金などマンパワーで利益を出そうとします。
社員の質に対しての意識が希薄というかそもそも持ち合わせていなかったりします。
ですから、ブラック企業にとって転職サイトなどの会社を利用するメリットがありません。
キャリアコンサルタントの情報量
転職サイトなどの人材紹介の会社ではよほどの間違いがない限り、ブラック企業を転職希望者に紹介する事はありません。
勿論、理由があります。
それは、業界に精通しているキャリアコンサルタントが多いからです。
特に、特定の業界に特化している転職サイトのキャリアコンサルタントは業界に関する情報量が豊富です。
当然クライアントではなくても、同業の評判の良くない会社に関する情報も知っています。
もし、何らかの目的でブラック企業のような会社が人材紹介サービスを利用したとしても、キャリアコンサルタントはブラック企業に値する企業に転職希望者を紹介する事はないハズです。
なぜなら人材紹介をする会社にとって、直接お金を頂ける企業が「お客様」です。
しかし、その「お客様」にサービスを提供する為には転職をしたいという人がいなければ成立しません。
そう、ビジネスモデルを考えれば分かりますが、これはマッチングサービスです。
となると、転職希望者に対し不利益になることをしてしまえば、当然転職希望者がその人材紹介サービスを使わなくなります。
結果、マッチングサービスのビジネスとしてユーザーのバランスを欠いてしまうことになります。
当然、何事にも例外はあると思いますが、転職希望者の不利益になっても売上が上がればいいという様な会社では長期的なビジネスは不可能です。
ホワイト企業に転職する為には転職サイトを利用する
まとめとしては、ブラック企業への転職を心配するのであればハローワークや求人情報誌の様に企業側の情報が不足した状態で、 応募しないことが重要になってきます。
その為には転職サイトの様にキャリアコンサルタントが間に入るサービスを利用する事が確実です。
ブラック企業云々を抜きにしても、キャリアコンサルタントがいれば、転職先の情報がしっかりと聞けて転職希望者にとって有利な形で転職活動を進める事が出来ます。


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