職場の人間関係で仕事を辞めたい!転職する際の3つの注意点
以前、仕事を辞めたい理由 ベスト5でもお話しましたが、仕事を辞めたい理由が人間関係という人が非常に多くいます。
今回はそんな人達が転職する際に注意しなければいけない点をご紹介していきます。

人間関係のこじれはどこでも起こり得ると覚悟する
同じ職場に強烈なキャラクターを放つ人物がいて、常識的に自分が理不尽な立場に立たされている。
上司がすぐ怒鳴り、日々耐えがたいストレスを感じている。
女性が多い職場内でいわゆるお局様がいて、彼女に嫌われていて働きづらい。
そういう環境の中で、転職を考える人は多いと思います。
けれど、人の集まるところには必ず人間関係のこじれは存在するもの。
今の仕事自体が好きなら、多少の人間関係のこじれ・理不尽さは耐えるべきかもしれません。
なぜなら転職した先でも、そういった人に出会わないという保証はないのですから。
しかし、あまりのストレスに体調を崩してしまったり、セクハラやパワハラなど耐えがたい苦痛を受けていたりといった場合は、自分の身体のことも考え、転職するべきかもしれません。
思いつめて健康や自分の生活を犠牲にする前に、環境を変えることも重要です。
自分なりの基準で構いません。
「ココのラインは越えられたくない」
という基準を持って下さい。
その基準を超えてしまう人が職場にいて、改善する手段がないようならば、転職を考えて下さい。
実際に転職活動をしても、転職をしないという選択肢も取れるので、転職活動自体は絶対に無駄にはなりません。
女性は気をつけるべき? 「女性の多い職場」の罠
さて、ここからは女性限定の話ですが、女性で転職を考えている人の場合、女性の多い職場は女性同士の人間関係でモメるリスクが高い、ということを念頭に置いておくべきです。
悲しい話ですが、女性は集団になればなるほど徒党を組みます。
うまくそのグループに入り込むコミュニケーション能力があればよいのですが、前職をそういった女性同士の人間関係で辞めている人の場合、言い方はきついですが、そういったグループへの帰属能力が低い可能性があります。
女性が多い職場は女性が働きやすい環境が整っているかもしれませんが、そういう女性同士の人間関係の構築に不安のある人は、あえて女性の比率が低い職場へ飛び込んでみてもいいかもしれません。
自力で転職しようとした場合、応募した会社の女性社員の比率を知る事は難しいですが、転職サイトを通じてエージェントに聞いてみると、 こういった情報は簡単に手に入ります。
面接では必ず聞かれる「前職の退職理由」素直に話すのはNG?
転職活動をする際、面接時にほぼ必ず聞かれると言っていい質問は「前職の退職理由」です。
ここで素直に前職の職場の人間関係が原因だ、といったら面接官によっては悪印象を持たれてしまうかもしれません。
面接ハウツー系でも、人間関係が原因だと言ってはいけないというのがセオリーになっています。
しかし、そうすると人間関係以外の要因を答えなくてはなりません。
人間関係が転職理由のほとんどのウエイトを占めるような人は、全く違う転職理由を用意しなくてはならなくなるでしょう。
基本的には前向きな転職理由が好ましいと言われていますが、就職難のこのご時世で、ステップアップのための転職といっても場合によっては嘘くさくなってしまうかもしれません。
その場合、リスキーではありますが正直に理由を話すというのも作戦のひとつかもしれません。
けれど、その場合でも決して愚痴っぽくなってしまわないように注意しなくてはいけません。


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