仕事を辞めたいのに辞められない人はこれで辞められる!
仕事を辞めたい、会社を辞めたいと思う人は多いのですが、いざ会社を辞めようと思っても、なかなか会社を辞められないという人も多いと思います。
自分の都合で辞められない場合、会社の都合で辞められない場合とありますが、確実に言えるのは現在の日本では職業選択の自由があります。
どんな会社で働くのかは、労働者が自分の意志で決める事が出来ます。
本当に会社を辞めたいのであれば、辞めなければ困る状況を作り出してしまえば簡単に会社を辞める事が出来ます。
簡単に言うと、ゴールが「会社を辞める」という所からもう一歩先に設定するのです。
答えは簡単、今の会社を辞めて転職する事。
次の職場を確保する事です。
そんな簡単にはいかない・・・
と思うかもしれませんが、転職エージェントを利用して転職活動を行えば、簡単に次の職場を確保する事が出来ます。
そこで、辞めたいのに辞められない人が会社を辞めるまでにやるべき事をご説明します。

この記事の目次
自分の都合で仕事(会社)を辞められない?
会社を辞める為に条件がある
経済的理由や家庭の事情で今の会社を辞めたいと思いながらも、以前お話した『仕事を辞めたい理由 ベスト5』と同じ理由で会社を辞められない人もいます。
全て同じではないのですが、現在の経済状況から転職に不安があって出来ない人。
家庭の事情で、今住んでいる家や地域から出ていく事が出来ない人など理由は様々です。
会社を辞める為には、複数の条件を満たさないと辞める事が出来ない。
こう考えると、転職へのハードルが高い様に思うかもしれません。
しかし、それは間違っています。
転職エージェントを利用した場合、自らが望む条件をエージェントに伝えるだけで、条件を満たした求人を紹介してもらえるからです。
そんなに都合よく見つかるのかな?
と思うかもしれません。
ただ、冷静に考えてみて下さい。
転職の為には条件があり、その条件を満たす転職先を自力で探すのが難しい状態であれば、ダメ元で見つかればOK位の気持ちでいいんです。
そして実際には、思っていたよりも良い条件の求人を多く紹介してもらう事が出来ます。
求人はエージェントが勝手に紹介してくれて、自分はその中から選ぶだけ。
これならあなたも転職出来ると思いませんか?
会社の都合で会社を辞められない?
会社側の都合で辞められない代表的な例が「慢性的な人材不足」。
常に人員が足りていない会社というのは、その時点で結構問題がありますね。
今まで一緒に働いていた同僚に、更なる負担をかけてしまうという心配から、退職をためらう人もいます。
そして会社側からも
「人が足りないんだからもうちょっと頑張ってよ」
なんて言われることもあります。
しかし、これは根本の原因が会社の経営側にある事です。
あなたが個人でこうこう出来る内容ではありません。
あなたが会社を辞めたいと思う理由の中にも、慢性的な人員不足で休みが思うように取れないという事があると思います。
そうならば、何も気に留める必要はありません。
むしろ直ぐに転職を決め、同僚にそんな会社からの脱出の手本を見せてやる位の意識で良いでしょう。
ハッキリ言うと、労働力と収益というバランス面から見て、ビジネスモデルとして成立していない可能性があります。
何かのキッカケで、会社の業績が急激に傾く可能性が高いとも言えます。
そんな会社で貴重な時間を潰してしまうのは愚の骨頂です。
会社は困った時にあなたの都合を優先してくれる事はありません。
あなたもまずは自分の都合を優先させて下さい。
特に転職先が決まって、〇月から次の職場で働くという状況を作り出せば、「辞めます」と言わざるを得ない状況になりますし、会社としても引き留める事が不可能になります。
ブラック企業だから辞められない?
基本は「辞めます」で問題なし
原則、企業側が従業員の退職を拒否する事はできません。
※一部契約社員等、雇用期間に定めがある場合は例外があります。
有期雇用(〇年△月×日まで)という労働契約ではなく、雇用期間に定めがなければいつでも辞められます。
法的には退職の意志を示してから14日経てば退職できます。
ですので、「退職します」「辞めます」という意思表示だけで会社を辞める事が可能です。
しかし、ブラック企業という社会問題にもなる様な会社には、そんな常識が一切通用しません。
まずブラック企業を辞める場合、「転職しようと思います」という言葉を使わない方が良い場合が多いです。
※既に転職先が決まっていればOK。
ただし、転職先の会社名を聞かれても、答える義務はないので答えない様にしましょう。
理由はなんでもいいので、「辞めます」という事だけを 伝えましょう。
理由は、退職されて戦力が低下する事より
「他の会社に使われるなんて」
という思考になってしまう会社が存在するからです。
そうなると退職をさせない手段として「転職活動」そのものを邪魔してくる可能性があります。
ココで重要なのが、退職の意思を示してから実際に退職するまでの間、色々嫌味を言われたり嫌がらせを受ける可能性があるという事です。
しかし、これは受け入れてもいいと思います。
これに耐えて辞めれるのであれば実に安いものです。
それほど、辞めさせる気のないブラック企業からの退職は面倒です。
現実には退職願を受け付けてくれない会社もあるでしょう。
そういう場合は、代理人を立てる事をほのめかしてやりましょう。
大体のブラック企業は従業員にそこまで執着しません。
社員を安く使えればいいという考え方ですから。
経験上、「代理人」「弁護士」というワードを言った瞬間、嘘の様に態度が変わります。
また、逆上される可能性もありますが「だったら勝手に辞めろ」という回答も引き出しやすくなります。
ですので、徹底抗戦(法的措置)を匂わせながら退職のみを勝ち取るという戦術が一番有効です。
ブラック企業(会社)に仕返ししたい
ブラックな会社に長年に渡っていいように使われてきた。
何か仕返しをしてみたい。何とか会社にダメージを与えたい。
そう思う人もいると思います。
会社への仕返しは、個人的には労力の割にリターンが少ないと思いますが、有効な手段もあります。
ブラック企業であれば、サービス残業があると思います。
そこで、未払いの残業代を請求しましょう。
詳しくはまた別の記事に書きますが、最近は未払いの残業代請求を安くやってくれる弁護士も沢山います。
こちらの弁護士法人アズバーズは、依頼時の着手金が不要ですし、24時間電話対応可能でしかも無料、土日対応可なので、平日に動けない会社員でも問題なく利用出来ます。
成功報酬である未払いの残業代を回収し、その一部を弁護士報酬として支払う完全成果報酬なので、あなたへの経済的な負担は最小限で抑える事が出来ます。
⇒弁護士法人アズバーズ
また、労働基準監督署へ出向き、相談実績を作っておきましょう。
これも別記事にしたいと思いますが、この相談の際に根拠となる資料を作っておきましょう。
この辺りは弁護士さんに聞けば教えてくれます。
そして、大切なポイントが1つ。
会社に仕返しをするのであれば、退職後がベスト。
気持ちは分かりますが、在籍中に行動してしまうと、ほぼ100%バレますし辞めるまでの期間にどんな扱いを受けるか分かりません。
自分に落ち度がなければ、辞めた後に会社が自分に対して何かしてくるという事はありません。
これさえ出来れば仕事(会社)を辞められる
転職先を見つけてしまう
辞める前に新しい職場が決まる。
これが一番です。
特に会社が辞めさせてくれない場合には最も効果があります。
というのも、転職活動を経て、転職が決まります。
そうすると
「何月何日から新しい職場に移動する」
というスケジュールが先に決まってしまいます。
このスケジュールを今の会社に伝えてしまえば、今の会社はあなたに対して何もできません。
勿論、転職先の会社名は伏せておいて下さい。
そうすれば、人が足りないだとかブラック企業であってもあなたを引き止める為の具体的な手段と材料がなくなってしまいます。
「転職が決まりました。何月何日から新しい職場で働くので、何月何日には退職します。」
たったこれだけの事を伝えればいいんです。
転職したい、今の会社を辞めたいけど辞められないと思っている段階では、色んなしがらみなどで決心できない事も多いですが、いざ転職先が決まると簡単に決断できます。
というより、せざるを得ません。
転職活動を始める事が出来れば大丈夫
これは、実際に転職経験のある人には分かることですが、退職や転職に悩む時間と実際に行動に移してからの時間は全く異なります。
転職する、会社を変えるというゴールは見えているので、スタートを切ってさえしまえば、必ずゴールにたどり着きます。
逆にいうと、スタートを切らなければ永遠にゴールには辿り着きません。
最大の難関は転職活動を始める決心なのです。
ですから、転職活動は始めさえすれば転職までは僅かな距離になります。
具体的に言うと、在職中のままの転職になりますので、転職エージェントを利用します。
会社によって、多少の差はありますが、転職エージェントへの登録が終わり、返信メールをもらった後、職務経歴を入力したり、面談の予約をする。
ここまでで、自分でやる事は8割が終わったと思ってもらって結構です。
転職活動を始めるまでは、色んな理由で会社を辞められなかったハズです。
しかし、いざ転職活動を始めると、今よりいい給料だったり、今より休みが多かったり、やりたい業務だったりと、今の仕事より魅力的な情報が、具体的にエージェントから入ってきます。
あとは求人を選ぶだけ、そして選考を通過すれば、晴れて会社を辞めて転職出来るという訳です。
なので、辞めたい今の会社より、新しい会社に対する意識に変わってきます。
こうなれば、今まで辞められなかったことが嘘の様になります。
転職活動が上手く行かなかったとしても、焦る必要はありません。
自分が希望する条件を満たす求人を選ぶだけ。
選考に漏れても、また数ある求人から選ぶだけ。
慣れれば慣れる程、精神的な負担がなくなってきます。
また、書類選考や面接の日程調整などはエージェントが行ってくれる為、労力としてもほとんどかかりません。
実際には、書類選考後の面接くらいになります。
仕事(会社)を辞めたいのに辞められないのまとめ
いかがだったでしょうか?
辞めたいにのに辞められない人でも、具体的な対策と行動をとるだけで、いとも簡単に今の会社を辞める事が出来ます。
辞めたいと思っているのであれば、行動は早ければ早いほど良いんです。
なぜなら、転職市場では年齢を重ねる毎に市場価値が低下するのが現実です。
悩んでいる時間が長ければ長いほど、自分の市場価値が下がってしまっていくので、決断と行動をを早めに行ってください。
特に、転職エージェントに登録して転職活動を行う事は、時間的にも精神的にも大きな負荷にはなりません。
仮に転職活動が上手く進まなくても、現実に対するデメリットがほとんどありません。
辞めたくても辞められないと悩む時間を、転職活動に当てるだけで十分おつりが返ってきます。


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