仕事のストレスで辞めたい…病気になる前に転職しよう
社会人のストレスは多くが、仕事・会社・職場でのストレスではないでしょうか?
仕事で受けるストレスから、会社を辞めたいと思う『仕事辞めたい病』になってしまう人も大勢います。
仕事辞めたい病の内ならまだいいですが、本当に病気になってしまう事もあります。
ストレスは病気のうちに入らないと考えていると、大変なことになります。
日本人の三大死因とされる病気は、どれもストレスと関係があります。
もちろん、すぐに、脳卒中、心臓病、がんに罹患することはありません。
しかし、体調不調が重なって、最終的に本当に罹患するのです。
さらにストレスを放置していると、取り返しのつかいない事になってしまいます。
仕事のストレスでうつ病などになると、仕事を辞めても大きな影響が残ってしまいます。
ここでは、仕事のストレスで病気にならない為に転職をするという対策についてご説明します。

この記事の目次
仕事のストレスを自覚することから始める
会社は病んだ社員に何もしてくれない?
仕事のストレスで最も多いのが、職場の人間関係だと思います。
もしストレスの原因が会社や上司・同僚で解決の手段が見えない場合は、ただ前を見て逃げて下さい。
逃げられないと思われる方には、なぜそう思うのでしょうか?。
職場によって、離れられない、辞められない理由は様々だと思います。
しかし、本当にあなたが働く場所はそこにしか存在しないのでしょうか?
ストレス源となっている会社や上司は、あなたに何をしてくれますか?
病気になったら、代わりに治療費を払い、入院してくれますか?
愛するご家族に対して、あなたの代わりに愛情を注いでくれますか?
どちらの答えも考えなくても分かるかと思いますが、「いいえ」です。
同僚も然りです。
あなたの事が心配であっても、病気になってしまうとなかなか踏み込みにくいのです。
実際には「そっとしている」状態でも、あなたにとっては「何もしてくれない」という状態と変わりはありません。
勿論、全てが全てそういった会社や上司・同僚ではありません。
しかし、ストレスで体調を崩した社員の為に環境を変えたりしてくれる会社は非常に稀なのも事実なのです。
だったら、あなたも何も遠慮する必要する必要はありません。
ストレスの原因である、今の会社を病気になる前に辞めてしまいましょう。
ストレスを溜めすぎると最悪のこのもありうる
職場でのストレスが大きすぎて、自殺を考えてしまったことがある人は、ある調査によると19.1%もいたそうです。
5人に1人が最悪のケースを考えたことがあるという事実にも驚愕しましたが、その内の60%の人が誰にも相談できずに、何の対策も取れないままだそうです。
また別の統計では、自殺者の多くが月曜日に自殺しているそうです。
さらに時間別でみると、朝の5時~6時が最も多くなっています。
すなわち、休み明けの出勤時間かその前に自殺してしまっているのです。
残念なことに年間で多くの方が自殺によって亡くなっています。
仕事や会社が原因であると認められるケースも増加しています。
2000年3月に最高裁で出た判決から、会社側の過失が認められる様になりましたが、あなたが死んでしまってから会社の責任を追及しても、もう遅いのです。
転職して新しい職場で頑張る方が楽だと思いませんか?
転職のタイミングは早い方がいい
職場を変える事でストレスを感じなくなる事例は多い
体を壊し、命を削ってまで執着しなければいけない仕事などないのです。
そのようなおかしな会社も上司も同僚も、こちらからさよならしましょう。
しかし、生きていくためには働かなければいけないと思われることでしょう。
それなら、貴方を本当に大切にしてくれる会社に転職しましょう。
そして、貴方を尊重してくれる人たちに囲まれて、楽しく仕事をしましょう。
もちろん、転職は良いことばかりではなく、悪いこともあるかもしれません。
例えば、休日出勤があったり、収入が今より少なくなるかもしれません。
それでも、貴方を必要としてくれるところで、働きたいとは思いませんか?
転職サイトを利用すれば、収入の事や休日や残業などの労働条件に関して、 代理で交渉してもらう事が出来るので安心です。
仕事内容にストレスを感じるならば、同業異種や他業異種に転職すればいいのです。
職場にストレスの原因があるのであれば、同業同種への転職をお勧めします。
転職は例外はあるものの、若ければ若いほど有利だと言われています。
50代より40代、40代より30代、採用する側からすれば当然のことだと言われていました。
しかし、人事部の人員構成プランによっては、そうとも言い切れません。
例えば、不景気を理由にベテラン社員をリストラ対象にし、高給取り社員を最小限にした会社があるとします。
当然、会社に人は必要なので、給料の安い新卒等の若い従業員を雇います。
その状態が何年か続いてくると、最小限に絞られた年配の社員が退職していく日が来ます。
団塊の世代が大量に抜けていった企業などは、社員の年齢構成のバランスが非常に悪いケースがあります。
なので、決して自分の年齢を理由に諦める事はありません。
しかし、健康の事を考えると、今の会社ではやっていけないと思ったら、早く行動に出ることをお勧めします。
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1人で全てを決める必要はない
とはいえ、一度、踏み出したら戻れない道であることも確かです。
それに、貴方の退職・転職は、ご家族がいる人ならば家族にとっても大きな出来事です。
つらいからと言って、誰にも相談なしに退職届を出すのはお勧めしません。
退職したいという気持ちが芽生えたら、ご家族や友人等に相談しましょう。
家族がいる場合なら、転職先をまず確保してからの退職が基本となります。
あなたがストレスを感じる仕事・職場であれば転職は急いだ方がいいです。
といっても闇雲に転職すれば良いという訳ではありません。
複数の転職サイトを利用し、転職エージェントを利用する事で転職のペースは一気に加速させる事が出来ます。
専門の転職エージェントに自分の転職について相談すると、プロの目線から仕事内容、職場環境、待遇と様々な面で、客観的かつ具体的なアドバイスを受ける事ができます。
また、実際に転職に至らないまでも、現在の自分の市場価値を確認する事が出来るので気分的に非常に楽になります。
あなたが思っている以上にあなたは社会的に評価される社会人である可能性があるのです。
あなたのストレス源になるような会社は、あなたのために何もしてくれません。
あなたのストレス源になるような人は、あなたに何かあっても悲しみません。
だったら、自分の将来は確保しつつ、全力で早く辞めてしまいましょう。
まとめ
現代人のストレスの原因は、大部分が仕事に関する事です。
人生で最も長い時間である仕事に対して、過度なストレスを持ち続けるのは寿命を縮めてしまう事になってしまいます。
仕事を辞めたいと思いながら働いたり、病気になってしまうようならば、主要なストレスの要因を排除することを考えて下さい。
最も簡単な手段は、職場を変える、仕事を変える、という転職です。
仮にストレスに耐え続けても、うつ病などになってしまうと自分だけではなく、家族も大変です。
また、うつ病は再発率も高い病気です。
今後の社会人人生に致命的なダメージを受ける前に、ストレスの原因を取り除いて下さい。


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