転職エージェント ワークポートの評判・体験談
IT・WEB業界専門の転職サイト
ワークポート。
現在はIT業界以外の総合的な転職もサポートしています。
まだまだ総合系転職サイトとしてはマイナーですが、その分、登録すればエージェントから手厚いサポートを受ける事が出来ます。
元々IT・WEB業界専門の転職サービスなので、エージェントの転職に対するサポートは高いレベルです。
また、転職活動の進捗管理が非常に優秀で、求人数も大手転職サイトと遜色がないことから、おすすめの転職サイトと言えます。
ワークポートを実際に利用して転職に成功した人を取材したので、体験談を参考にしてください。
この記事の目次
ワークポート利用時の年齢・性別・地域(都道府県)・職業(業界・業種)・年収
年齢:30歳
性別:女性
地域:東京都
転職前の職業:事業会社企画職
転職目の年収:500万円
転職活動期間:在職中
ワークポートを利用しようとしたキッカケ・転職の動機
在職中だったので、応募などの手続きの削減と業界に詳しいエージェントから情報を収集したいと思ったため。
サイト登録時に感じた事
サイトTOPページに大きな登録ボタンがあるのでクリックして、基本情報を入力します。
登録は簡単です。
個人専用の求人サイトは、面談後にURLがメールで送られてきて、パスワードなどを入力するとログインできました。
ワークポートサイト内のサービス内容についてどう感じたか?
良かった点は1ページにたくさんの求人情報の一覧が並べられているので、探しやすいです。
一覧には会社名・職種・年収・選考状況・応募ボタンが並んでいます。
会社名をクリックすると詳細な事業内容や仕事内容が確認できたと思います。
応募ボタンを押すと、すぐに応募ができる仕組みになっていて、簡単に応募することができます。
なお、選考状況も求人情報の一覧に項目としてあるので、現状が面接の進み具合が把握できるようになっています。
選考状況は不合格や合格なった理由も書かれており、分かりやすかったです。
使いにくい点は、履歴書や職務経歴書などのデータのアップロードがどこにあるのか分かりませんでした。
結構、迷う方も多いように思います。
求人の検索をかけた記憶はないので、検索する必要がないほど個人専用の求人サイトでは業種の幅が狭かったです。
また、一覧では職種と会社名と年収しか掲載されていないので、職種と会社名で探していくことになるので、どんな仕事がわかるようなキャッチコピーなどはパッと見て分かるようにはなっていないので、求人の探し方は注意しないと安易に応募してしまう可能性がありました。
登録後から内定までの流れ
・サイト登録→確認メール
・転職サービス会社に来社して面談
・面談時に50会社くらい紹介される
・個人用のログインID発行の案内メール→ログインして面談時に案内された50社から応募
・書類審査
・面接
・条件交渉
・内定
・入社
エージェント登録時の面談時
面談前に履歴書と職務経歴書を送るよう指示があったので、70%くらいの完成度でお送りしておきました。
面談は最初に、ワークポートへ行った理由などを書くアンケートがあり、それに10分くらい時間がかかりました。
その後、担当者さんが来て、ワークポートの特長やシステムを紹介してくれます。
その後、履歴書と職務経歴書を見ながら、大学卒業後の仕事内容と転職理由を説明し、転職を考えて理由と希望職種と希望年収を最後に伝えました。
特に、希望職種や希望年収に関するアドバイスはありませんでした。
私もwebの何がやりたいかまで考えていなかったのですが、突っ込まれることもありませんでした。
10分くらい担当者が退席し、案件を探しに行きました。
戻ってくると、希望年収にあわせて、webプロデューサーとwebディレクターの職種を中心に
50件くらい紹介していただきました。
私自身、webは経験が浅いので、難しいと判断し、実際に応募したのは5件くらいでした。
web関係の専門職の方には案件数も多いので良いと思います。
事業会社のプロモーションなどの仕事も希望しましたが、なかなか事業会社の求人がなかったです。
担当エージェントの感想
登録時の担当者さんから
途中で担当が変わりました。
登録時の担当者さんは、
応募することを強制せずに、本人に任せるタイプでした。
アドバイスもそこまで無く、本人の希望通りの求人を出してくるような印象です。
現職が忙しく、一度転職活動を中断したので、担当者が変更になりました。
次の担当者さんは入社して間もない方になりました。
再度、面談が組まれ、とても前向きな方でした。
紹介する会社のことも案内してくれましたが、紹介される求人の傾向自体は前担当者と差異はありませんでした。
また、模擬面接もしていただき、とても熱心にサポートしていただきました。
とても参考になりましたし、書類も面接もとにかく通りやすかったです。
内定をもらった際は、他の面接もあり、まだ入社意思は確定してなかったのですが、期限が迫っているから辞退か内定承諾しかないと2択を迫られるケースでも、1時間も電話で相談に乗って頂きました。
最初は辞退しようと思っていると、お話しましたが、せっかくの内定は勿体ないということで、結局、辞退せず、返答を1週間も延期して頂きました。
とても内定が出た後でも、そこで終わりという感じではなく、納得いくまで付き合ってもらった印象です。
私のように受けながら方向性も変わっていった人間でも、変わった方向性に沿ってしっかりとサポートして頂けました。
紹介求人の件数及び質
紹介案件数は他社と比較すると断然多く、とにかく沢山応募するという方向な気がします。
紹介された件数は50件くらいです。
沢山出したほうが良いと言われましたが、私は自分自身で、難しいところや合わないと思うところは出そうとはしませんでしたが、何社か薦められて、社風や学歴や経歴から多少違うかな?と思う会社に面接に行くこともありました。
応募の際は実際に一度持ち帰り、慎重に吟味してから応募はしたほうがいいでしょう。
また沢山に一度に出してしまうと面接に追われてしまい、転職活動が有意義なものにならないので注意したほうが良いでしょう。
web系専門職の求人は多いので、web系をやってきてweb系の専門職に行きたい人にはおすすめです。
ただ、事業会社の求人はまったく紹介されませんでした。
受注側のwebマーケティングやサイト制作やアプリ制作やIT企業の自社メディアの運用に転職したい人には、紹介される求人がぴったりだと思います。
紙媒体の求人も少なめです。
エージェントへの要求(希望)は聞いてもらえたか?
最初の面談で話した、希望職種と希望年収にあわせて、求人は紹介されました。
私自身、事業会社でwebの運営をしていた程度なので、web系に転職したいと思っても、Webの中の何をやるのか決まっていませんでしたが、聞かれることはありません。
Webプロデューサーとwebディレクタを中心に紹介されました。
事業会社のプロモーションだけは案件が本当にないようで、希望しましたが、紹介していただけませんでした。
書類が通過しやすい企業や職種を知りたい、転職後に馴染みやすいよう少しでも前職を生かしたい場合は、できるだけ突っ込んで聞いたほうがいいでしょう。
良い答えが返ってくるかは担当者次第です。
私の場合は、webは経験が浅いので少しでも前職を生かした方がいいか相談しましたが、すぐにキャッチアップできるから大丈夫だと言われました。
受けていく中で、方向性は変わったりしますが、その点は気にすることも聞かれることもないので、自分から話したほうがいいでしょう。
なお、最初の面談で50件くらい紹介された後、毎週1・2回はエージェントから求人をメールで案内されますので、それを見ながら気になる求人があれば応募することになります。
個人専用のサイトからも求人を自分から探して応募することもできます。
年収は経験が浅いということで80万程下げざるを得ませんでした。
が、これは覚悟の上でした。
web系に経験が浅い中でも、web系に行きたいという希望は叶いました。
書類作成時のサポート
最初の担当者の時も、途中で変更になった担当者の時も、アドバイスはありませんでした。
最初はサイトにあがっている履歴書や経歴書のフォーマットを使って、記載していました。
修正しないままでも、書類は通過していたので、そこまで問題もなかったのかもしれません。
現職が忙しくて、転職活動を途中で中断したので、途中で担当者が変更になりました。
その時に企画職を狙っていたので、フォーマットではなく、自分自身である程度、デザインしたものに履歴書も職務経歴書も変更しました。
ワークポート様の担当者には、
「成果を追記するように、なるべく数値で」
と言われ、成果を追加しました。
他社のエージェントさんには、
「やった業務はとにかく書いた方がいい」
「年号は西暦に統一しましょう」
「結果や案件の人数や役割も書きましょう」
「行きたい方向性の職歴を厚く書きましょう」
など指摘されて修正していました。
成果を数値で書いたことにより、webよりも新規事業やマーケティング職に書類は通過しやすくなっていました。
経歴書の書き方次第で書類が通過しやすい職種は変わるように思います。
何社かエージェントさんを利用しながら、履歴書と職務経歴書を作っていきました。
結構、エージェントによって指摘される箇所が違ったりまします。
面接へのサポート
面接へのサポートはとても手厚く、面接前に一度模擬面接を行いましょうと連絡をいただき、模擬面談をしていただきました。
志望動機や転職理由に関して、どのように言うのがベストか指導してもらえます。
「事業内容を志望動機に、仕事内容を転職理由にすると良い」
というアドバイスをもらい、なるほど!と思い、その方法で転職活動をしました。
転職理由に関しては、私も悩んでいたので非常に助かりました。
前向きなことを良い、一切後ろ向きの理由を言わないことを教わりました。
面接後はすぐに電話がかかってきて、志望度や感想を聞かれます。
おそらく面接後の動きがワークポートさんはとても早いように思います。
少しでも志望度が高いと、企業に伝えてくれているのか、面接が通過しやすかったです。
面接が通過すると、企業側から見た評価も教えてくれます。
年収に関しても、どこまでが限度かを事前に教えてもらえます。
年収はこちらの要望は通らなかったですが…、
限度額で調整することができました。
条件交渉の有無とその内容
条件交渉はあまり多くはしませんでしたが、年収は私の希望する年収が、転職先の給与テーブルから外れているという事で希望通りにはなりませんでした。
然し、転職先の給与テーブルの上限を提示して頂く事で、調整して頂きました。
・420万(みなし残業40時間)
・月給は基本給29万、コンサルフィー3万、みなし残業5万
・半年は有給なし
・入社3ヶ月は試用期間で契約社員
転職活動期間
・サイト登録~入社まで 10ヶ月間
・サイト登録~面談日程調整 開始日から1週間
・エージェント面談~書類作成 面談から3日間
(面談時までに書類を完成させてほしいといわれていた為、70%完成させていたので、 面談後3日で完成させることができました。)
・求人案件紹介~応募 紹介されてから3日間
・書類選考結果~面接 選考結果から1週間
・面接~内定 最初の面接から2週間
・内定~入社まで 3週間
転職後の年齢・性別・地域(都道府県)・職業(業界・業種)・年収
年齢:31歳
性別:女性
地域:埼玉県
転職後の職業:webコンサルティング
転職後の年収:420万
転職サイトを利用してみた感想
職場が思った以上に遠くなりました。
意外に通勤距離はモチベーションに左右することを知りました。
なお、欠員補充の転職だったことを入社後に知りました。
しかし、退職予定者が退職しなかったり、想像していた業務と違ったりとミスマッチがおきました。
なぜ、募集をかけているのかは、事前に確認しておいた方が良いと思いました。
オファー面談をするなどして、実際の仕事内容を見せてもらうべきだと反省しています。
職種と仕事内容が一致しないこともありますので、特にクリエイティブ職は確認する必要があると思いました。
私の場合は前職の方が、企画ができ、マーケティングもしっかり行えていたので、求められる仕事の質の低下をどのように受け止めるべきかは悩んでいます。
前任者が退職しなかったこともあり、前職より仕事は楽で、手持ち無沙汰になることが多いです。
そのような状況のため、現在、再度転職活動をしています。
ワークポートさんは担当のエージェントさんにもよりますが、非常に根気強くサポートをしてくれるので、今回の転職活動でもお世話になっています。

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